整体師としての原点と独立への歩み
ー丸山代表が整体やケアの世界に興味を持たれたきっかけは何だったのでしょうか?
もともと若い頃から運動をやっていたこともあり、身体の仕組みやメンテナンスについては強い興味を持っていたんです。自分自身の身体を動かしたりケアしたりすることが好きだったのが原点ですね。
ーサラリーマン生活を経て整体の道を志した理由を教えてください。
社会人になって会社員として働いていた頃、周りの同僚や知人を見渡すと、毎日ものすごく疲れを溜め込んでいる人が本当に多かったです。自分自身は幸い体力があって元気に過ごせていたので、「こういう疲れている人たちの手助けやサポートができる仕事は素晴らしいんじゃないか」と頭の片隅で考えるようになり、本格的に目指し始めました。
ー会社員を続けながら、どのように独立の準備を進められたのですか?
会社をやめずにサラリーマンを続けながら勉強を重ねていきました。パーソナルトレーナーや整体師、リフレクソロジーなどの資格を取りつつ、アルバイトや副業のような形で現場に入って経験を積みました。少しずつ資金と準備の時間をシフトさせていき、「自分の店をやろう」と決めて独立へと踏み切りました。
ほぐしんON&OFFが届ける施術のこだわり
ーサロン「ほぐしんON&OFF」のビジネス概要について教えていただけますか?
当店はリラクゼーションともみほぐし、そして整体を融合させたサロンです。国家資格による保険適用施術ではなく自由診療でやっていますので、患者様の目的に合わせてリフレッシュから慢性的な不調のケアまで幅広く対応しています。
ー実際の施術はどのような流れ・方針で行われているのでしょうか?
決まったマニュアル通りの流れ作業のような施術は行いません。ご来店いただいたお客様にはまず丁寧なカウンセリングを行い、その日の状態やお悩みを伺った上で、その人に一番合った施術を提供するオーダーメイドスタイルをとっています。
ー具体的にはどのような手技やメニューを組み合わされているのですか?
通常のもみほぐしだけでなく、ストレッチや運動療法、オイル施術など幅広いアプローチを用意しています。「これしかやらない」と決めつけるのではなく、お客様の症状や好みに合わせて柔軟に選べるようにメニューを増やしていった結果、現在のような幅広いスタイルになりました。
赤羽での開業とマンツーマン施術への想い
ー出店場所として「赤羽」を選ばれた理由は何でしたか?
地元というわけではなく最初ゆかりはなかったのですが、「路線数が多く乗り換えに便利」「大きすぎず程よい規模感の駅」「賑やかさと住宅街の落ち着きがある」という条件で候補を絞っていました。その中でちょうど良い物件と巡り会えたのが赤羽でした。
ー実際に開業されてから気づいたギャップや苦労はありましたか?
乗り換え客が多く来ると予測していたのですが、蓋を開けてみると近隣の住宅街に住んでいる地域の方々がほとんどでした。人通りが多い通りではないので「ただ待っているだけでは認知されない」というシビアさを知りましたが、地域の方々に温かく支えられて乗り越えることができました。
ー現在は一人でサロンを運営されていますが、マンツーマンへのこだわりについて教えてください。
当初はスタッフを増やして回す構想もありましたが、1対1のほうがお客様の深い悩みやプライベートな部分にもしっかり寄り添えることに気づきました。身体のケアだけでなく日頃のストレスも吐き出せる憩いの場として喜んでいただけることが、自分の大きなやりがいになっています。
これまでの試練と今後の展望
ーコロナ禍などを経て、サロン運営やご自身の働き方にどのような変化がありましたか?
開業初期は予約で毎日パンパンになり休みなく働いていましたが、コロナ禍での一時休業を経験して「自分が壊れては元も子もない」と痛感しました。それからは施術間にしっかりインターバルを取り、自分自身の健康管理にも気を配るようになりました。
ー丸山代表の今後の夢や目指す姿について教えてください。
自分の中で「生涯現役」でいたいという強い想いがあります。大々的な店舗拡大などではなく、この赤羽の地で自分を必要としてくださるお客様のために、体力が続く限り長くい続けられることが私の一番の目標であり夢ですね。
ー最後に、これから独立や店舗経営を目指す方へ向けてメッセージをお願いします。
独立や起業と聞くと「大きなハードルがある」と感じるかもしれませんが、異業種からのチャレンジであっても「これをやりたい」「人の役に立ちたい」という強い想いがあれば道は必ず拓けます。最初から完璧な予想通りにいかないことも多いですが、目の前のお客様や課題に一つひとつ真摯に向き合い、柔軟に修正していけば大丈夫です。自分を必要としてくれる人に求められる喜びは経営者ならではの素晴らしい経験ですので、ぜひ勇気を持って一歩を踏み出してほしいですね。