チーム力で実現する短工期と高品質な施工
ーまずは、F.F株式会社様の事業内容についてお聞かせいただけますでしょうか。
弊社は現在、内装業を中心に展開し、表装工事やルームエアコンの設置・空調工事などを手掛けています。個人宅のエンドユーザー向けというよりは、オフィスや店舗向けの施工がメインですね。
ー内装や空調の業界において、御社ならではの強みはどのような点にありますか?
内装工事はもちろん、エアコン工事まで自社で人員を揃え、組織として対応できる体制を整えている点が大きな特徴だと思います。個人で動かれている職人さんも多い業界ですが、弊社はチームとして動けるため、工期を短縮しつつ、高いクオリティを維持できる点が強みですね。
ー職人・現場の目線として、仕事に取り組む上でのポリシーは何でしょうか。
「技術面で絶対に妥協しないこと」です。私自身はもちろん、現場を任せるスタッフにも徹底して伝えています。現場の最終的な仕上がりの基準は人が決めるものですから、その“OKの基準”を常に高く持つこと。細部の仕上がりに徹底的にこだわる姿勢が、結果としてお客様からのリピートや信頼につながっていくと感じております。
誰と働くかを重んじる少数精鋭のチーム哲学
ー個人事業からスタートされ、法人化に至った経緯を教えてください。
もともとは個人で始めたのですが、徐々に信頼できる仲間が増えていき、それに伴って売上もしっかりと立つようになってきました。事業をより強固なものにしていくために自然な流れで法人化へと踏み切りました。
ー仲間が増えての法人化とのことですが、組織づくりにおいて大切にされている想いはありますか?
一言で言えば「楽しくやろう」ということですね。弊社では一般的な求人募集は出しておらず、信頼関係のある仲間だけで構成しています。「何をするか」という事業内容ももちろんですが、それ以上に「誰と仕事をするか」を大切にしています。気の合う仲間と前向きに、楽しく取り組むことがすべての土台になっています。
ー少数精鋭のチームを率いるにあたり、スタッフの育成で意識されていることはありますか?
従業員それぞれの成長ですね。少人数だからこそ、一人ひとりが自発的に動けるようになることが大切です。現場を任せ、できることが増えたらしっかり褒めて、また次のステップとなる新しい仕事を与える。そうやって若いスタッフが成長していく姿を見ることが、経営者として何より嬉しい瞬間です。
地道な営業から信頼を積み重ねた受注の歩み
ー独立当初はどのようにしてお仕事を獲得されていたのでしょうか?
独立当初は地道に、ひたすら電話をかけて工務店さんにアプローチするような飛び込みの営業からスタートしました。営業のノウハウを教わったこともなかったので、自分なりのやり方でとにかく行動量を重ねていきましたね。
ー今はどのような形で案件の受注につながっているのですか?
ありがたいことに、一度ご縁をいただいたお客様に対して妥協のない仕事を積み重ねてきた結果、今では新規の営業をしなくても、既存のお客様からの継続案件やご紹介だけで手一杯になるほどお仕事をいただけています。
ー経営を続けていく中で、一番喜びを感じる瞬間はどんな時ですか?
お客様から従業員の仕事ぶりを褒めていただいた時ですね。技術的な仕上がりはもちろんですが、礼儀や現場での対応などを含めて「スタッフさんがよくやってくれた」と言っていただけると、自分が褒められる以上に本当に嬉しいです。
経営者の原点と立ち止まらず挑み続ける未来
ー渡邊代表が経営者を志したきっかけについて教えてください。
父親が経営者だったこともあり、幼少期から「将来は会社の社長になる」と自然に思っていました。学生時代にサッカーをやっていた頃も、プロ選手になりたいというよりは、ずっと経営者になりたいという目標を抱いて過ごしてきましたね。
ー会社を今後どのように成長させていきたいとお考えですか?
今後さらに規模を大きくしていきたいと考えています。現在の内装・空調事業だけでなく、支社展開をしたり、不動産業など別の業種にもチャレンジしたりと、従業員それぞれに新しいポストや活躍の場を用意できるような会社に育てていきたいです。
ー最後に、これから起業を目指す方へメッセージをお願いします。
「あれこれ悩む前に、まずはやってみること」に尽きると思います。不安で足が止まってしまうこともあるかもしれませんが、覚悟を決めて踏み出してしまえば、意外と何とかなるものです。まずは最初の一歩を踏み出せるかどうかが、一番の違いではないでしょうか。